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  • 時計ジャーナリスト篠田哲生氏が語る「ガーミンマーク コマンダー カーボン エディション戦う男のためのスマートウォッチ」
  • 森田大樹
    A.M.I 名古屋パルコ店
    森田大樹

    時計ジャーナリスト篠田哲生氏が語る「ガーミンマーク コマンダー カーボン エディション戦う男のためのスマートウォッチ」

    荒唐無稽なスパイ小説を読むのが好きだ。内容はもちろんフィクションだが、ディテールがしっかり書き込まれているとリアリティが加わってくる。たとえば中立国スイスはスパイ小説には欠かせない舞台になることが多いのだが、十数年も通っているジュネーブの街の描写が巧みな作品は物語に引き込まれやすい。それは装備品にも当てはまり、銃器はもちろんのこと、バックパックやサングラスまで仔細にメーカー名まで言及しているものが好み。そしてそこには必ず時計も含まれる。ジェームス・ボンドの愛用時計といえばオメガだが、スパイ小説の中では「ガーミン」が登場することも少なくない。昨今のスパイはタキシードを着てパーティーやカジノに潜入するのではなく、スマホやGPSを駆使して、都市の裏路地をはいずりまわって相手を追い詰めるので、こういった高機能ウォッチが必要なのだろう。

     1989年に創立したガーミンは最先端のGPSナビゲーション製品をつくり続けており、そのジャンルは、航空、海洋、および自動車産業を網羅。さらにアウトドアやフィットネス市場でもトップブランドである。さらにはアメリカ国防総省MIL規格「MIL-STD-810」に準拠したモデルもあり、まさに“タフガイ”がつける時計として認知されている。となれば一流スパイが活躍する小説に出てきても違和感はないし、むしろ、ガーミンを持っているスパイはできるやつだなという期待感が増してくる。

     ガーミン「MARQ Commander Carbon Edition」は、そういった世界観にまさにピッタリな時計だ。“ミリタリーと航空機能を備えたプレミアムGPSウォッチ”という説明書きが示すように、精密なスマートウォッチでありながら、かなりタフな仕様となっている。ケース素材は軽くて頑強なカーボンだが、カーボンファイバーの層を幾重にも重ねた「フューズド・カーボンファイバー」なので強度はもちろんのこと、切削時に現れる縞模様が精悍な雰囲気を演出する。なにかとぶつけがちなベゼル部分はチタンとフューズド・カーボンファイバーの混構造で強度を高めて、風防ガラスはダイヤモンドに次ぐ硬さをもつサファイアクリスタルを使用。ジャガード織のナイロンストラップは肌あたりが柔らかだ。

     機能面はもちろん完璧。ガーミンが得意とするトレーニングやゴルフなどの機能は搭載し、さらに空港のデータベースやタイムゾーン、航空気象情報など、アビエーション(航空)系の機能も充実しているが、かなりユニークなのが「Applied Ballistics」。これはライフルや弾丸の特性に加えて風、温度、湿度などのパラメータを入力し、そこに環境条件を組み合わせることで、長距離射撃に適した情報をしてくれるというもの。スパイ小説でもターゲットへの長距離射撃は欠かせないシーンだが、スポッター(観測手)なしでターゲットを倒すのであれば、この時計が必須であろう。もちろん素人には使いこなせない機能ではあるが…。

    しかしながら、価格が48万4000円というのはかなり驚きではある。スマートウォッチはかなりコモディティ化が進んでおり、使える機能にさほど差がないといってしまえばそれまでだ。しかしながら価格差は極めて大きく、1万円を切るものもあれば、高級時計ブランドがリリースする数十万円のモデルもある。この価格差を埋めるのは、やはりケースやストラップのつくり、特化した機能、そしてブランドの強さだろう。
    ガーミンはGPSウォッチの第一人者であり、「MARQ Commander Carbon Edition」は腕に乗るほど小さな時計に最強のタフガイたちと同じ世界を感じることができるという他にはない魅力がある。こういった機能は軍人でもスパイでもない我々には使いこなせないが、それでも惹かれてしまうのは、こういった時計がユーザーをアクティブな気持ちにさせてくれるからだろう。
    スポーツウォッチとしての機能はもちろんのこと、デザイン性は都会のカジュアルウォッチとしても十分に通用するレベルにあるので、人とは違った休日用のスマートウォッチを探している人にもおすすめだ。


    PH01:
    ガーミン
    MARQ Commander Carbon Edition/マーク コマンダー カーボン エディション
    デジタル、フューズド・カーボンファイバーケース、ケース径46㎜、10気圧防水
    48万4000円

    PH02:
    カーボンケースの精悍な質感は、レザージャケットとも好相性。

    PH03:
    ガーミンといえば、ゴルフに関係する機能も充実。ストラップを合わせても76gという超軽量モデルなので、スイングしても違和感はない。

    PH04:
    夜の散歩のよき相棒となる「ウォーク」モード。

    PH05:
    日常的に使える機能「ブレスワーク」は、頭をリフレッシュさせ、集中力を高めるための呼吸法を伝授。

    PH06:
    MARQ Commander Carbon Editionは、やる気にさせる褒め上手だ。

    [ スタイル ]

    フォーマル

    カジュアル

    [ 見た目 ]

    シンプル

    複雑

    [ デザイン ]

    クラシック

    モダン

    [ 美しさ ]

    装飾美

    機能美

    [ ブランド ]

    ステータス

    マニアック

    [ 防水 ]

    日常生活

    プロ仕様

     

    着用している商品

    MARQ Commander (Gen 2) Carbon Edition
    Ref:010-02722-A2
    定価¥484,000(税込)