本日もブログをご覧いただきありがとうございます!!
それでは、Sinnの時計をご紹介させて頂きます!!
前回に引き続きまして・・・・・。
こちらは、非常にテクノロジーが多く含まれているのです。
今回もSinnの時計の技術力をご紹介させて頂来ます。
本日フォーカスする技術は
「OIL66-228」です!!!
機械式時計の中には、パーツ同士が擦れてすり減るのを、軽減するために、油を潤滑剤として使われています。
普通の潤滑油は、環境に左右されます!
熱すぎる環境では、潤滑油が蒸発してしまいます。
寒い環境では、粘り気がでてしまいます。
どちらの環境においても本来の潤滑油としての機能を発揮できなくなります。
潤滑油が寒いところでも、熱いところでも本来の機能を維持できるように
したのが「OIL66-228」なんです。
その潤滑油の維持によって、時計の精度が保たれるのです!
このテクノロジーの誕生は、とある依頼がきっかけでした!!
その依頼は以下の二つです。
1、ドイツの税関特殊部隊より要請で『-25度の環境でも耐える時計が欲しい』
2、カナダで2月に行われる世界一過酷な犬ぞりレース(ユーコンクエスト)のために使用する時計を作成してほしい。『-45度まで耐える時計が欲しい』
ユーコンクエストは、極寒の雪景色の中で、1600Kmを走り続けるレースです!!
1600Kmを日本の距離で例えるなら名古屋から下関を往復半する距離です。
その距離を10日間以上走り続ける過酷なレースなんです!!
その依頼のためにSinnによって開発されたのが、「OIL66-228」なんです!!!
そのレースにて10日間以上、Sinnの時計は、正確な時間を刻み続けたのです!!!
その成果を聞いたドイツ税関の特殊部隊は、部隊の正式時計として採用したのです!!
まさに、プロの仕様にこだわり続けたSinnという時計メーカーがどんな環境にも耐える潤滑油を作り上げたのです!
どんな熱いところであっても、寒いところであっても、精度の狂わない時計を作るという技術の限界にチャレンジしたのです!!
603EZM-3Mにも、この潤滑油が使われています!!
このチャレンジ精神を秘めた時計は、持つものにチャレンジのすばらしさとプロ意識の大切を呼び出してくれるのです!!!
今ももちろん、『OIL66-228』の潤滑油を使用する時計は、-45℃~+80℃に耐えるかどうかが検品の時の基準となっています。
以上のように、Sinnは、見た目のシンプルさでは伝えきれない、奥深いエピソードと技術力が込められているのです!!
その奥深さがSinnの良さである、と私は感じています!!
ぜひ、この奥深さをあなたの腕でも体感してみてください!!!!!
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました!
A.M.I NAGOYA PARCO
〒460-0008
名古屋市中区栄3-29-1 名古屋パルコ東館7F
(地下鉄名城線「矢場町」駅直結)
TEL:052-264-8597
営業時間:10:00-21:00(不定休)