おはようございます!!
今日は時計好きの方は、
既にご存知だと思いますが、
改めて
「クロノメーターとはなに??」
というお話をさせて頂ければと思います。
混同されることが多いクロノグラフとは、
別のものになります。
クロノグラフ=ストップウォッチ機能が搭載された時計
のことです。
そして、クロノメーターというのは、
ISO(国際標準化機構)が定めた腕時計に関する規格の中で、
時を計るという時計本来の機能に関するものです。
そして、その規格を公的機関により検査され、
国際的に定められた検定基準をクリアした高精度の腕時計のことも言います。
まとめると
クロノメーター=時を計るという時計本来の機能を検査する公的機関と、
その検査をクリアした腕時計。
のことです。
クロノメーターの時計は、
高精度な時計という事なので、
ユーザーとしては、
嬉しい限りだと思うのですが、
ではなぜクロノメーターの時計というのは、
そんなに多くはないでしょうか?
その理由としては、
・厳しい検定基準
・商品の価格の上昇
・ブランドの姿勢
などが考えられます。
厳しい検定基準という部分では、
クロノメーターとして証明される数は、
スイス腕時計生産全体の5%前後と言われています。
検定方法は、16日間(15昼夜)の試験プログラムから
平均日差、平均標準偏差、最大標準偏差、
水平位置と垂直位置の歩度の差、最大偏差、
温度変化に対する偏差、総合日差をそれぞれ算出します。
そして、算出されたすべての数値が定められた最低必要条件を
満たした時計のみが、検定をパスし、
クロノメーターとしての称号を与えられます。
最も理解しやすい「平均日差」を例を取れば、
-4~+6秒以内に収まることが求められます。
※日常でお使い頂く際には、それ以上の誤差が出る場合もあります。
商品価格の上昇に関しては、
これほど厳しい検定基準を通すためには、
最高品質の部品を使用することだけでなく、
腕の良い熟練の技術者を必要とします。
また、
16日間は、ムーブメントが公的機関に、
提出されているため、
製造を進めることが出来ず、
クロノメーターを通している時計とは、
製造数が変わってきます。
そのようなコストがやはり商品価格に反映されるのです。
ブランドとして、
上記の内容も加味し、
公共機関が認めたという精度の信頼性を求めるのか?
そうではなく、自分たちの製造クオリティを信じ、
価格を抑えるのか?
はたまた、
ジュネーブシールと言われる基準のように、
機械だけでなく、外装部品などにも厳しい品質基準を設け、
そのような公共機関を利用するブランドもあります。
しかしながら、
クロノメーター自身の長い歴史、
ブライトリングをはじめ、
クオリティに厳しい多くの有名ブランドが支持した信頼などから、
今でも一番有名な精度認定機関であることは間違いないと思います!!
そんなクロノメーターの時計で、
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ハイコストパフォーマンス過ぎます!!
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