ブライトリングのナビタイマーに搭載されている回転計算尺。
ナビタイマーの大きな特徴のひとつですが、
何のためにあるの?
どうやって使うの?
という方も多いと思いますので、
少しご説明をしたいと思います。
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ブライトリングの回転計算尺は、
「フライトコンピューター」とも呼ばれ、
あらゆる比例計算はもちろん、
フライトプラン作成をはじめ、
航空航法に必要な様々な計算が可能であるほか、
日常の計算にも広く活用がすることが出来ます。
燃費、上昇・下降速度、平均速度、距離単位の換算、通貨の換算なども可能です。
回転計算尺は、
ベゼルの回転により操作する「可動外周目盛」と、
文字盤周囲に設けられた「固定内周目盛」からなっています。
可動外周目盛には10~100の対数目盛が記されています。
固定内周目盛には6~60の対数目盛が記され、
基本単位(▲10)、キロメートル(▲KM)、海里(NAUT)、法定マイル(▲STAT)など
いくつかの▲マークがついており、
それぞれの単位により計算結果を読み取ることが出来ます。
固定内周目盛上の12時位置には▲MPHがあり、
1時間(60分)当たりの数値(時速など)を計算する時に用います。
計算尺では桁は無視し、
たとえば1、10、100などはすべて10で表されますので、
数字の桁は適宜読みかえます。
では、ここで実際にどのように使用するのか、
時速計算を例に見て頂きましょう!!
走行した距離とかかった時間が分かっているとき、時速を求めます。
例:104キロメートルを35分で飛行したときの時速を求めます。
解答:外周目盛上の10.4(104キロメートル)を、
内周目盛上の35に合わせます。
内周目盛上の▲MPHに対応する外周目盛上の数値を読めば、
17.8(178キロメートル)が求められます。
解説:時速を求める際は、距離÷時間=速さ
となりますので、
今回の例では、104(キロメートル)÷35(分)となりますが、
時速を求めていますので、
通常だと35分を時間に変換する必要がありますので、
先に、35(分)÷60(分)=0.58時間に変換します。
それを行った上で、
104(キロメートル)÷0.58(=35分)=時速約179キロメートル
となります。
回転計算尺では、
分を時間に変換する必要がなく、
とっても便利ですね!!
ではもう一つ例をしてみましょう!!
走行した距離と時速が分かっているとき、所要時間を求めます。
例:486キロメートルを時速156キロメートルで飛行した時の所要時間を求めます。
解答:外周目盛上の15.6(156)を内周目盛の▲MPHに合わせ、
外周目盛上の48.6(486)に対応する内周目盛上の数値を読めば、
18.7(187分)が求められます。
解説:今回は所要時間を求めますので、
計算は、距離÷速さ=時間になりますので
486÷156=約3.1時間になりますので、
3.1×60分=186分という計算になります!!
このような計算が外周目盛と内周目盛を動かすだけで、
瞬時に分ってしまう回転計算尺は、
すごいですね!!!
その回転計算尺を1952年に搭載し、
誕生したナビタイマー。
やっぱり名作です!!!
ぜひ店頭にご覧にいらしてください!!!
ご来店お待ちしております!!!
とっても素敵なオーナー様が続々誕生しています!
ありがとうございます!!
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