こんにちは!
本日は、マニュファクチュールブランドである、<ZENITH>についてお話をさせて頂きます!!
まずは、こちらをご覧下さい。
こちらは、私が約2年前に購入をしましたスターオープンというモデルです!
オープン部分がハートにくり抜かれたとても美しいモデルです♪
・・・・・という自慢ではなく、注目して頂きたいのは、オープンの部分です!!
実は、現在販売されているオープンのモデルと違う部分があります!!
<モデル名>クロノマスター1969
<REF>03.2042.4061/21.C496
<価格>¥925,000(税抜)
<ケース径>42mm
<防水性>100m
<動力>自動巻き
お分かりでしょうか?
ヒント:オープンになっているところの内部をよくご覧下さい!!
正解は・・・・・・・・
クロノマスター1969のオープンの中にある「星」に色がついているのがお分かりでしょうか?
そうです!実は、一部のパーツ(ガンギ車とアンクル)が
スチール製からシリコン製にチェンジしているのです!!
な~んだ。それだけか。
と思われた方!!!
実は、この変化はかなり重要なんですよ!!!!
その理由について、ご説明させて頂きます!
まずはじめに、シリコン製と聞くとみなさんが想像されますのは、
シリコン=ゴム製の柔らかいもの
だと思います。私も初めはそう思っていました。
みなさまが思い浮かべられたシリコンは、
特殊な分子構造を成すシリコンと酸素の化合物をベースとした合成樹脂です。
時計のパーツとして使われていますのは、シリコン元素そのものなので、
硬い半金属なのです!
そんな素材が使われているパーツが、「ガンギ車」と「アンクル」です。
この2つのパーツは、時計が正確な時間を刻むために、とても重要なパーツです。
この2つは時計が動いている限り、常に動いている部分です!!
そのパーツがシリコン製になると、一体どんなメリットがあるのか?
まず、加工精度が極めて高い!!
加工面がとても滑らかになるため、磨耗に強く、油を頻繁にさす必要がありません!!
オーバーホールの周期は、約3~4年をオススメさせて頂いておりますが、
その理由は、今回シリコン製に変わったこのパーツの油が乾いてきてしますからです。
また、スチールと比べてかなり軽いので、駆動効率が良く高精度にもつながります!
今後は、すべての「エル・プリメロ」がシリコン製に変わるそうです!!
今までの機械式ムーブメントに革命が起こるのではないか!そんな予感がします♪
この細かな違いを、ぜひ店頭でご覧下さいませ♪