まいどです
今日は・・・こどもの日!!
それ以外にも・・・
立夏
もちゃの日
わかめの日
だそうです
こどもの心、少年の心を忘れずに過ごしていたいと思う今日この頃・・・
皆様いかがお過ごしでしょうか
おはようございます野間口です
さて・・・
昨日と同様に今日もムーブメント的なお話しを
COSC!!
通称・・・クロノメーター!!
スイスで製造される機械式時計のうち年間約140万個以上が検定を受けています!!!
全ての時計が検定を受けている訳ではなく、またその検定内容も非常に厳しいもの。。。
機械式ムーブメントは次のような条件により15日の時刻の遅れや進みを測定・記録し、値を算出しております
姿勢差
垂直・12時位置下向き(0-2日目)
垂直・12時位置右向き(3-4日目)
垂直・12時位置左向き(5-6日目)
水平・文字盤側下向き(7-8日目)
水平・文字盤側上向き(9-13日目)
再び垂直・12時位置下向き(14-15日目)
温度差
温度23℃(0-10日目)
温度8℃(11日目)
再び温度23℃(12日目)
温度38℃(13日目)
再び23℃(14-15日目)
基準項目
平均日差 – 1日を経過しての進み遅れの最初の10日の平均
平均日較差 – 同じ姿勢と温度で測定した2日間の日差の差(日較差)の平均
最大日較差 – 最初の10日の5姿勢の日較差の最大値
垂直・水平の姿勢差 – 垂直姿勢での平均日差から、水平姿勢での平均日差を差し引いた値
最大姿勢偏差 – 最初の10日の各日差と平均日差との最大値
温度係数 – 温度が8℃の日の日差と38℃の日の日差の差を温度差で割った値
復元差 – 14-15日の日差から、0-1日の日差および1-2日の日差の平均値を差し引いた値
認定基準(機械式時計の場合)
【ムーブメントの直径20mm以上で面積314mm2以上の場合】
平均日差=-4~+6秒
平均日較差=2秒以内
最大日較差=5秒以内
垂直・水平の姿勢差=-6~+8秒
最大姿勢偏差=10秒以内
温度係数=-0.6~+0.6秒
復元差=+5~-5秒
【ムーブメントの直径20mm未満で面積314mm2未満の場合】
平均日差=-5~+8秒
平均日較差=3.4秒以内
最大日較差=7秒以内
垂直・水平の姿勢差=-8~+10秒
最大姿勢偏差=15秒以内
温度係数=-0.7~+0.7秒
復元差+6~-6秒
ん~厳しいですね
クロノメーターの検定を受けているから良い
という訳では無いと思います
自社の検査項目が同じような厳しい内容であれば、「クロノメーターの検定を受けなくても大丈夫」と検定をメーカーもあと思います!!
ただ、分かりやすく、かつ他社に委任する事で「妥協の無い検査が受けられる」としているメーカーも多数・・・
タグ・ホイヤーはその両方でありクロノメーターの検定を受けている時計もあれば、受けていない時計もあります。
検定を受ければクリアできるクオリティですがコスト面や、生産体制など様々な部分を考慮していると私は考えています
という事で本日はタグ・ホイヤーの中で唯一、クロノメーターの検定を受けているモデルがコチラ
タグ・ホイヤー カレラ キャリバー8 GMT – グランドデイト
WAR5010.BA0723
¥430,000+税
タグ・ホイヤー カレラ キャリバー8 GMT – グランドデイト
WAR5012.BA0723
¥430,000+税
タグ・ホイヤー カレラ キャリバー8 GMT – グランドデイト
WAR5011.BA0723
¥430,000+税
先程の内容のようにクロノメーターの検定を受けているキャリバー8を搭載
これまたタグ・ホイヤー、カレラの中では珍しくビッグデイト表記、かつ6時位置に2ヵ国目を表示できる時針、分針
当たり前ですが・・・
日付のディスクは1の位と10の位の2枚、針は5本で機械が複雑という事はお分かり頂けると思います
それなのに・・・クロノメーターの検定を受けている!!
さすがタグ・ホイヤー
ちなみに・・・
グランドカレラシリーズは全ての時計がクロノメーターの検定を受けております!!
では
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